三宅八幡宮の概要
三宅八幡宮の創建年代は不詳。
かつてこの周辺は小野郷と呼ばれる小野氏が治める土地であり、近くの崇道神社では小野毛人の石棺および墓誌(国宝)が発掘されたことで知られる。
推古天皇の時代に遣唐使として派遣された小野妹子が筑紫(現在の福岡県)で病を患った際、宇佐神宮(大分県)に祈願したところ病気が平癒したという。
社伝によると、妹子がこの恩に報いるため、帰朝後に宇佐八幡を勧請した社を創建したのが三宅八幡宮の起源とされる。
南北朝時代には南朝に仕えた武将 児島高徳(備後三郎とも)の邸宅に遷座して鎮守となり、この頃より三宅八幡と称されるようになった。
応仁の乱(1467 〜 1477)などの戦火や天災によって度々被害を受けており、現在の拝殿は明治二年(1869)、社殿は明治二十年(1887)の再建。
三宅八幡宮の見どころ
虫八幡
三宅八幡宮は虫八幡(むしはちまん)の通称で知られ、子供の疳の虫(かんのむし、夜泣き、ひきつけなど)封じの神、ひいては子供守護の神として信仰されている。
害虫駆除祈願の参拝者も多い。
絵馬展示資料館
三宅八幡宮には幕末から明治時代にかけて数多くの絵馬が奉納されており、庶民によって描かれた当時の風俗を回想する貴重な資料となっている。
資料館ではこれらの絵馬を鑑賞することが可能。
ご利益 願掛け
- 子供の疳の虫封じの神
- 害虫駆除
- 学業成就
三宅八幡宮 写真撮影の注意事項
特になし。
三宅八幡宮の混雑
空いている日が多い。
三宅八幡宮の御朱印
300円。
三宅八幡宮のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒606-0035 京都府京都市左京区上高野三宅町22( →地図でみる)
- →現在地から三宅八幡宮の経路を表示
- →京都駅から三宅八幡宮の経路を表示
電車 バス
- 叡山電車「三宅八幡駅」徒歩5分
- 叡山電車「八幡前駅」徒歩2分
- 京都バス(系統:10、16、17、18、19)「三宅八幡」徒歩5分
- 京都バス(系統:21、23、24、26、41、43)「八幡前」徒歩2分
バス1日乗車券の対象エリア外です。「地下鉄・バス1日乗車券」ならば対象エリアに含まれます。
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
参拝者用の無料駐車場がある。
三宅八幡宮の基本情報
- 名前:みやけはちまんぐう / miyakehachimangu
- 創建:不詳 / 推古天皇時代?
- 祭神:応神天皇
- 公式情報:https://www.miyake-hachiman.com
- 観光エリア:鞍馬・貴船・岩倉
- 住所:〒606-0035 京都府京都市左京区上高野三宅町22( →地図でみる)
- 受付時間:境内自由 / 10:00 ~ 15:00(社務所、絵馬展示資料館)
- 拝観料:無料
- 所要時間の目安:15分